コンクリートの壁に…

AEDを屋外に設置する時は、屋外であってもAEDをいつでも使用できる適切な温度に保てるボックスに入れなくてはなりません。

飯田電子設計製の屋外ボックスは、自立式のものと壁掛式のものがあります。
壁掛式のボックスの設置はどのように行うのでしょうか。

ガイドをつかって壁に穴を開ける

ボックスには、壁に打つアンカーの場所がマーキングしてある「穴位置ガイド」が付属しています。
取り付けるコンクリート壁面に穴位置ガイドの上下を確認して水平に当て、マーキングした位置に適切な径/深さの穴を開けます。
ボックスのハンガーにはアンカーボルト用の穴が上下合わせて8ヶ所空いており、4ヶ所から最大8ヶ所をアンカーで固定することが可能です。

壁面にボックスを固定する

壁面に開けた穴にハンガーの穴を合わせ、アンカーボルトで固定します。

固定したハンガーにボックスを取り付け、付属のネジで上下から止めて固定します。

これでボックスの固定は完了です。
AEDを収納して運用開始します。
※本ボックスはAED310Kで、ボックスにより施工方法は異なります。またリニューアル等で施工方法が変わることもありますので参考までにご覧ください。  

大切なのはボックス選び

AEDにはいつでも使用できる適切な温度があり、屋外に設置する場合もAEDをその温度に保つ必要があります。
屋外に設置するボックスの選び方はこちらの記事をご覧ください。
そのためAEDを適切な屋外型のAEDボックスに収納することが必要ですので、AEDに合った機種を選び、設置を検討しましょう。


AEDは屋内設置か…

 

AEDは現在自治体の施設や商業施設、学校などのさまざまな施設に設置されています。
設置されているAEDの台数が多ければ安心ではありますね。

設置してあるだけで安心でしょうか?
AEDはいつでも使えるのでしょうか?
施設が閉まっている時間はありませんか?

大切なのはAEDの運用方法です。
1台のAEDの活躍出来る時間を増やすために

例えば施設にAEDが設置してあっても、夜間施錠されてしまう施設であったらAEDは使うことが出来ません。
AEDの設置台数を増やすだけではこの問題を解決できないかも知れません。
限られた時間だけしか使えないのではなく、いつでも24時間365日AEDを使えるようにすることが、1台のAEDの活躍できる時間を増やすことにつながります。
では設置してあるAEDをできる限り有効的に使うにはどうしたらいいのでしょうか。

施設が夜間施錠されてしまっても、施設の外にAEDが設置してあればAEDは24時間365日使用することが出来ます。
AEDの使えない時間をなくすことで1台のAEDを有効的に活用することが出来ます。
実際にAEDの屋外設置を推進し、AEDを24時間使えるようにしている自治体も少しずつ増えています。

屋外型ボックスの導入実績はこちらをご覧ください。
AEDの屋外移設を進めている自治体例はこちら→津市ホームページ

AEDは屋外に置いても大丈夫なの?

AEDがいつでも使える環境に保っておければ屋外に設置することは可能です。
でも防水防塵機能しかなかったり温度対策が不十分なボックスでは、AEDをいつでも使える環境に保つことはできません。
たとえば夏の駐車場に停めてある車を想像してみて下さい。
夏場は外気温の影響だけでなく直射日光の影響も受けて、車のようにボックス庫内の温度もぐんぐん上昇してしまいます。
直射日光に対応していないボックスでは、庫内の温度がAEDの保管温度を超えてしまう可能性があります。
飯田電子設計の屋外型ボックスは、直射日光のあたる場所に置いてもAEDをいつでも使える状態に保つことができるボックスです。
雨の当たらない軒下や直射日光の当たらない場所を選んで設置する必要はありません。
飯田電子設計のボックスに入れて設置すれば、AEDを安心して屋外設置できます。

屋外用ボックスを利用して移設しましょう

AEDを屋外に移設するには、温度管理や防水防塵機能のある収納ボックスに入れることが大切です。
AEDが使用に最適な状態に保てないボックスに入れて屋外に設置してしまっては、使用したい万一の時にAEDが使えない可能性があります。
屋外型収納ボックスを導入する際には「本当に屋外に置いてもAEDがいつでも使える状態に保てるボックスかな?」と性能をきちんと確認するようにしましょう。
屋外に設置するボックスの選び方はこちらの記事をご覧ください。

屋外用のボックスにAEDを収納して、AEDを施設の外に設置すれば、AEDは24時間365日使えるように出来ます。
安心安全にAEDを有効活用するために屋外ボックスを使ってのAED移設をぜひご検討ください。


耐低温日射自立式屋…

飯田電子設計ではお客様のニーズに応えられるよう様々な屋外型AED収納ボックスのラインナップをご用意しています。
その中から「耐低温日射自立式屋外型AED収納ボックス AED310シリーズ」をご紹介します。
AEDは、屋内、屋外に関わらず使用に適切な状態に保って保管しておかなければ万一の時に救命で使用することが出来ない可能性があり、AEDの機種によってAEDが使用できる適切な温度も異なります。
このAED310シリーズはAEDを使用できる適切な温度に保つことができる、電源レスの屋外型ボックスの最上位機種です。

電源レスの屋外型ボックスってどんなもの?

電源を使用せず、屋外型ボックスの機能だけでAEDを使用できる適切な温度に保つことができます。
二重構造による自然対流と機密断熱構造により高温は真夏の直射日光を受けてもボックスの収納部温度を50℃以下に保ち、低温はAED保管温度よりさらに5℃下限値をのばした外気温まで保管が可能です。
たとえばAED保管温度の低温が0℃の場合外気温-5℃まで、-5℃場合外気温-10℃まで対応することができます。
※二晩続けてAED本体の保存温度より5℃低い外気温を下回らない場合。
※低温時のAED保管温度は日中の気温や日射量、その他気象条件により変動します。
※外気温が41.1℃(2022年5月現在での国内最高気温)未満、かつ日中の最高日射量が3.31MJ/m²(沖縄多照年の最高日射量)未満の場合。

電源レスのボックスにしたい場合は、

・設置したい場所の真冬の最低気温がどれくらいになるか
・AEDの保管温度の低温は何度か

を確認して設置できるかを検討しましょう。
設置が難しい温度の場所では電源タイプの屋外型AED収納ボックスをおすすめします。

飯田電子設計の310シリーズは、真夏の直射日光下による高温と、真冬の氷点下環境でも、収納するAEDの保管温度を維持する電源レスボックスの唯一の製品となります。
防水防塵性能はIP55級をクリアしています。

電源レスのボックスはどんなところに置けるの?

ボックスは壁掛式と自立式があり、設置はコンクリートの壁面または床面にアンカーでの固定を推奨しています。
壁掛式ボックスを壁面がタイルの場合や木造建物などコンクリート以外の場所に取付したい場合には、特殊な工事が必要となる場合がありますので施工業者にご相談ください。
自立式ボックスをタイル床面やグラウンドなどの土に設置する場合には、コンクリート板を使い設置することも可能です。
コンクリート板での設置は、床面に穴を開けられない場所や移設予定のある場所でも設置していただけます。
設置業者はお客様ご自身で手配することも可能です。

屋外設置のポイントについて→こちら
ボックスの選び方について→こちら
コンクリート板をつかっての設置について→こちら

その他にどんな特徴があるの?

AEDは防水防塵高温低温の4つの要素から守られない場所に置くことは出来ません。
AED310シリーズは電源レスのため、近くに電源がないグラウンドやテニスコート、運動場などコンセントのない場所であってもボックスを置くことができます。
人のいる施設から離れた場所こそAEDが必要ですが、そのAEDをいつでも使えるように設置しておくことができ、施設をより安心安全に利用することができるようになります。

飯田電子設計はボックスの企画から設計・製造まで一貫して行っているメーカーです。
屋外ボックス販売の先駆けとして日本全国の自治体様に採用いただいている実績と自信があります。
既存のボックスではないボックスの追加機能やご相談などご要望あればまずはご相談ください。

導入実績はこちら、追加機能などカスタマイズのご相談はこちらもご覧ください。


電源タイプ屋外型A…

飯田電子設計ではお客様のニーズに応えられるよう様々な屋外型AED収納ボックスのラインナップをご用意しています。
その中から今回は「電源タイプ屋外型AED収納ボックス AED220シリーズ」をご紹介します。
AEDは、屋内、屋外に関わらず使用に適切な状態に保って保管しておかなければ万一の時に救命で使用することが出来ません。
AEDが使用できる適切な温度は、AEDの機種によって異なりますが、ほとんどのAEDが0℃から50℃の範囲になっています。(-5℃の低温まで対応出来る機種もあります)

 

電源タイプの屋外型ボックスってどんなもの?

電源を用いてAED保管温度を保つ構造で、-15℃までの寒冷地にも対応しています。
設置場所に100Vの電源が必要で、ボックスから5m以内にコンセントがない場合には電源コードを長くすることも出来ます。
※別途費用がかかります。

                 

低温はラバーヒーターによる保温で、温度センサーにより温度管理し、収納部温度0℃以上に保ちます。※外気温-15℃以上の場合
高温は、独自の二重構造による自然対流で収納部温度を50℃以下に保ちます。
AEDが使用できる適切な温度が厳しいAEDを収納するための「断熱材オプション」もあります。※別途費用がかかります。
防水防塵性能はIP55級をクリアしています。
※外気温-15℃の環境において(それ以上の環境の場合はご相談下さい)
※外気温が41.1℃(2022年5月現在での国内最高気温)未満、かつ日中の最高日射量が3.31MJ/m2(沖縄多照年の最高日射量)未満の場合

どんな場所にも置けるボックスなの?

電源タイプの屋外型ボックスは、高温はもちろん、外気温-15℃まで対応しているので寒冷地にも設置することができ、弊社ボックスの最上位機種となります。
真夏の直射日光の心配から、真冬の寒冷地での設置の心配までこの1台でクリアできます。
ボックスは壁掛式と自立式があり、設置は、コンクリートの壁面または床面にアンカー固定を推奨しています。
壁掛式ボックスを壁面がタイルの場合や木造建物などコンクリート以外の場所に取付したい場合には、特殊な工事が必要となる場合がありますので施工業者にご相談ください。
自立式ボックスをタイル床面やグラウンドなどの土に設置する場合には、コンクリート板を使い設置することも可能です。
コンクリート板での設置は、床面に穴を開けられない場所や移設予定のある場所での仮設置としても施工することができます。
設置業者はお客様ご自身で手配することも可能です。


屋外設置のポイントについて→こちら
ボックスの選び方について→こちら
コンクリート板をつかっての設置について→こちら


その他にどんな特徴があるの?

電源タイプの屋外型ボックスは、販売中のAEDすべて収納でき、収納するAEDに合わせてボックス内の棚板を2段階に動かすことが可能です。
収納するAEDに合わせて棚板を調節することで、ボックスの扉についている窓からAEDのインジケーターを確認しやすくすることができます。
また温度管理に必要な電気代は待機電力を含め年間5000~6000円と試算しており、設置場所での費用をご負担いただきます。
100Vを使用するボックスのため、別途費用となりますがオプションでパトランプを付けることも可能です。

飯田電子設計はボックスの企画から設計・製造まで一貫して行っているメーカーです。
屋外ボックス販売の先駆けとして日本全国の自治体様に採用いただいている実績と自信があります。
既存のボックスではないボックスの追加機能やご相談などご要望あればまずはご相談ください。

導入実績はこちら、追加機能などカスタマイズのご相談はこちらもご覧ください。


AEDは雨があたる…

いろいろな場所に設置されているAEDですが、屋内に設置してあると施錠や閉館などで使えない時間が多いので屋外に設置して24時間365日使えるようにしようという動きがあります。

AEDって外に置けるの?
雨にぬれてしまって大丈夫?
ほこりの多い場所に設置しても平気?

など心配になることがたくさんありますよね。
AEDは雨にぬれる屋外のような場所に設置することはできないのでしょうか。
いいえ大丈夫です。AEDをきちんと守ることができるボックスに収納すれば屋外に設置することができるのです。

「防水・防塵性能の評価結果を見よう」
IP試験とは電気機械器具の水や固体の保護等級の評価を行うものです。
電気製品の使用環境に応じて保護等級(IP等級)があり、それぞれの保護等級はIPコード表として表示されます。
IP□○の□は固形物の侵入、○は防水を表し、定められた測定・試験方法の結果を示しています。
電気機械器具には、このIP試験の結果が記載されているので、それを見ればどれくらいの防水・防塵性能があるのかがわかります。
飯田電子設計製の屋外型ボックスはすべてのボックスがIP55を満たしているので安心してAEDを屋外設置できる収納ボックスです。
よろしければこちらのページもご覧ください→各種環境試験を実施しています



AED本体も雨に強い

AED本体にもIP性能の記載があるので、確認してみましょう。
でもいくらAED本体にも防水防塵性能があり、それが高かったとしても、AEDをそのまま環境の変化のある屋外に放置するような設置方法は危険です。
ボックスに防水防塵性能がなければ、中に入ってしまった雨水やほこりがたまり、その抜けなくなった水やほこりの中にAEDを長期間おくことになってしまいます。
せっかく屋外に設置したAEDが使おうと思った時に使えなくなっていた!となっては大変です。
防塵防水性能が高いAEDであっても、同じように防塵防水性能の高いボックスに入れて保管しておくのが安心ですね。



AEDを屋外設置するのに大切なこと

AEDを屋外設置するために大切なのは「防水」「防塵」「高温」「低温」の4つのキーワードです。
AED本体の機能と収納ボックスの機能を合わせて、この4つのキーワードを守れるように設置の方法を考えるようにしましょう。
どの要素が欠けてもAEDを安心して屋外に設置することはできないんです。
この4つのキーワードを満たしたAEDを収納できるボックスを使って、安心安全にAEDが使いたいときにいつでも使えるように備えておきたいですね!
よろしければこちらのページもご覧ください→屋外設置のポイント


AED購入の補助金…

AEDを設置したいと思った時、出来るだけ費用を掛けずに設置したいと思いますよね。
施設に設置するAEDは自費で設置するだけでなく、補助金や助成金を使って設置する方法があります。

どんな施設が対象になるの?

各自治体や財団などがAED購入の補助や助成をしていますが、対象となる施設は様々で
保育園や幼稚園、自治会、スポーツ団体や企業など、多岐にわたります。
補助や助成は申請しないと受けることが出来ないので、AEDを設置したいと思ったらまずは自分が設置したい施設が自治体や財団からの補助や助成がないのか調べてみましょう。

幼稚園

ボックスは対象にならないの?

自治体によっては、AEDを24時間だれでも使える状態で設置する際の費用を補助してくれるところもあります。
その場合は、屋外に設置出来るAED収納ボックスなら24時間だれでも使える状態にすることができるのでもちろん補助の対象になります。
暑さや寒さの温度管理ができる電源タイプのAED収納ボックスや、電源レスでAEDを守るAED収納ボックスなど、設置場所に合わせてボックスを選びましょう。
飯田電子設計ならどんな収納ボックスを選んだらいいの?というお悩みにも多くのボックスラインナップから提案できます。

機種選びでお悩みの方はこちらもお読みください→屋外型AED収納ボックスの選び方

 

AED220K

電源タイプ 壁掛式屋外型AED収納ボックス(AED220K)

低温からも直射日光からもAEDを守ることが出来る収納ボックスで置きたい場所にAEDを屋外でも設置することが出来ます。

AEDが対象にならなかったら?

AEDが補助金や助成金の対象にならなくても、必要な場所にはAEDの設置を検討する必要がありますね。
購入するメーカーや機種の機能によってもAEDの価格には違いがあるので、悩んだりわからないことがあったら必要な機能などを販売店に相談しながら、AEDを決めるのが安心ですね。


AEDは高価なものですが、自治体や財団などの補助金や助成金を使えることがわかれば設置するかどうかの検討もしやすくなりますね。
購入するのは1台のAEDであっても、設置する場所を施設の外壁などの屋外にすることで1台でカバー出来る範囲や時間を広げることが出来ます。
万一の時に必要なAEDの設置、補助金や助成金をつかって出来るだけ多くの人が使える機会があるように運用していきたいですね。


電源が必要なボックスを設置するポイントは?

電源が必要なボック…

自立式・壁掛式の屋外型AED収納ボックス(AED210KB・AED210K)は、100Vの電源を使ってボックス内の温度を10℃から43℃に保てるボックスです。
外気温が-15℃を下回らない場所であれば、雪深い場所や炎天下でもAEDを保存温度内に保つことが出来ます。(-15℃以下の環境に設置したい場合は別途ご相談ください)
ただそのためには100Vの電源を使うことが必須です。

電源から遠い場所に設置すると…

ボックスを置きたい場所の近くに電源がない場合には、新たにコンセントを開設するか、通常5m(自立式の場合実質4m)のコード長を有料で長く作り、遠いコンセントを使用する方法で設置は可能です。
電源が必要なボックスを設置するポイントは?
新たにコンセントを開設する場合も、コード長を延長し、遠いコンセントを使用する場合、ボックスまでのコードを壁面に固定したり、地面に埋め込むなどの対応が必要になり大掛かりな工事が必要となり、どちらの方法もボックスの設置費用以外の追加費用や工事がかかってしまいます。
電源が必要なボックスを設置するポイントは?

電源の近くへの設置がおすすめです

設置を簡単にするには、もともとコンセントのある位置のそばにAED収納ボックスの設置を検討するのが一番スムーズです。
設置したい場所に設置をするのが一番ですが、近くにコンセントがなくて設置が難しい場合には、コンセントのある近くに設置場所を検討してみましょう。

また設置したい施設のある地域によっては、100Vの電源を用いるボックスではなく、電源レスタイプのAED収納ボックスでもAEDの保存温度を守れるかも知れません。
設置したい場所の検討や、「うちはどちらの機種が置けるの?」と100Vを使用するタイプ、電源レスで機種を迷っているなら、ぜひ飯田電子設計にご相談下さい。


アンカーボルトってどんなもの

アンカーボルトって…

屋外型のAED収納ボックスの置き場所をどこにしよう?と考える時、コンパクトに設置が出来る壁掛式のボックスを検討されることも多くあります。
実際に自治会や学校、公共施設などでも導入実績は多いです。

設置場所の検討はしっかりと

屋外でAEDをいつでも使えるように守るボックスは、ある程度の重量があります。
重たいボックスはどうやって安全に壁に固定したらいいのでしょう?
設置する場所は、人の目に付きやすい場所で、通る際に人がぶつかりにくい場所を選ぶとよいでしょう。
そばにドアや壁、ガラスがあるとドアの開閉時や壁掛け式ボックスの扉の開閉時にあたって破損してしまうこともあるので少し離して設置する場所を決めるようにしましょう。
また壁に固定する高さも自由に決めることが出来ますが、人が足をぶつけたり、頭を打ってしまわないような高さにしましょう。

アンカーボルトで固定しましょう

壁掛式ボックスを壁に設置するには、アンカーボルトというものを使って壁面に固定します。

屋外に設置する場合は錆での劣化の心配があるので、アンカーボルトはステンレス製のものを選びましょう。
飯田電子設計では雄ネジを埋め込むアンカーボルトや雌ネジを埋め込むアンカーボルトを使用することが多いですが、施工のしやすいもので固定しましょう。壁の素材や構造にあったもので、8mmネジ以上のものを必要な本数用意してください。
また施工をする際に穴を空ける場所とボックスの穴位置がズレないようにきちんと決めて空けるのが大事なポイントです。


壁面の強度が足りない場合には、必要な補強をして壁に固定することも可能です。
設置をしたい壁に強度が十分かどうかなど施工で何かあればいつでも飯田電子設計にご相談下さい。
施工の方法を知りたい場合は、施工案内も付いてるので安心です。


地面に直接固定でき…

学校内や会社内、施設内に置いてあるAEDを有効活用しよう!と屋外にAEDを置こうと考える所が増えてきていますね。
今までは施設内に設置して施設が開いている時間しか使えなかったAEDを屋外の24時間誰でも使える場所に設置すれば1台のAEDをフル活用できますね。
すでに持っているAEDやこれから導入しようとしているAEDが正常に動作する温度を確認して、それを守ることが出来るボックスを選びましょう。
でもいざAEDを屋外に設置しよう!と思っても、実際にはどうやって設置すればいいのか悩みますね…。
壁掛式はもちろん壁面にしっかりと固定しなくてはなりませんが、自立式は置くだけではなく、転倒しないような対策をして設置しなくてはなりません。
安心安全のために置いた収納ボックスのせいで誰かがケガをしてしまった!なんてことがあっては本末転倒ですよね。

床面がコンクリートでないときは

飯田電子設計のボックスは、壁掛式でも自立式でも、安全性を考慮して基本的にはコンクリート面にアンカーボルトで固定する方法を推奨しています。
壁面がコンクリートではない場合には、ご相談頂ければ必要な補強を行い、壁面に固定が出来る工事業者での施工も可能です。

自立式ボックスの場合、床面がコンクリートではなくタイルだったり、グラウンド等土面だったり…アンカーで固定することが難しい場合にはコンクリート板というものを使っての設置も可能です。

コンクリート板は自動販売機の設置にも使われているもので、重量があるので床面に直接固定出来ない場所でもこのコンクリート板の上にボックスを固定し、床を傷つけずに設置することができます。
実際にタイル張りの床や原状復帰が必要な場所、学校のグラウンドや公園など地面がコンクリートではない場所に設置しているところもあります。

地面が斜めでも設置できます

また設置したい場所に傾斜がある場合でも、飯田電子設計製の自立式ボックスには高さ調整可能な部品が付属しているので、傾斜を気にせずボックスを水平に設置することが可能です。


設置する場所はもちろん万一の時にAEDを使ってもらいやすい場所である必要がありますから、置く場所を選ばず置きたい所に設置したいですね。