AEDを屋外に設置する時は、屋外であってもAEDをいつでも使用できる適切な温度に保てるボックスに入れなくてはなりません。
飯田電子設計製の屋外ボックスは、自立式のものと壁掛式のものがあります。
壁掛式のボックスの設置はどのように行うのでしょうか。
ガイドをつかって壁に穴を開ける
ボックスには、壁に打つアンカーの場所がマーキングしてある「穴位置ガイド」が付属しています。
取り付けるコンクリート壁面に穴位置ガイドの上下を確認して水平に当て、マーキングした位置に適切な径/深さの穴を開けます。
ボックスのハンガーにはアンカーボルト用の穴が上下合わせて8ヶ所空いており、4ヶ所から最大8ヶ所をアンカーで固定することが可能です。
壁面にボックスを固定する
壁面に開けた穴にハンガーの穴を合わせ、アンカーボルトで固定します。
固定したハンガーにボックスを取り付け、付属のネジで上下から止めて固定します。
これでボックスの固定は完了です。
AEDを収納して運用開始します。
※本ボックスはAED310Kで、ボックスにより施工方法は異なります。またリニューアル等で施工方法が変わることもありますので参考までにご覧ください。
大切なのはボックス選び
AEDにはいつでも使用できる適切な温度があり、屋外に設置する場合もAEDをその温度に保つ必要があります。
屋外に設置するボックスの選び方はこちらの記事をご覧ください。
そのためAEDを適切な屋外型のAEDボックスに収納することが必要ですので、AEDに合った機種を選び、設置を検討しましょう。