飯田電子設計ではお客様のニーズに応えられるよう様々な屋外型AED収納ボックスのラインナップをご用意しています。
その中から「耐低温日射自立式屋外型AED収納ボックス AED310シリーズ」をご紹介します。
AEDは、屋内、屋外に関わらず使用に適切な状態に保って保管しておかなければ万一の時に救命で使用することが出来ない可能性があり、AEDの機種によってAEDが使用できる適切な温度も異なります。
このAED310シリーズはAEDを使用できる適切な温度に保つことができる、電源レスの屋外型ボックスの最上位機種です。
電源レスの屋外型ボックスってどんなもの?
電源を使用せず、屋外型ボックスの機能だけでAEDを使用できる適切な温度に保つことができます。
二重構造による自然対流と機密断熱構造により高温は真夏の直射日光を受けてもボックスの収納部温度を50℃以下に保ち、低温はAED保管温度よりさらに5℃下限値をのばした外気温まで保管が可能です。
たとえばAED保管温度の低温が0℃の場合外気温-5℃まで、-5℃場合外気温-10℃まで対応することができます。
※二晩続けてAED本体の保存温度より5℃低い外気温を下回らない場合。
※低温時のAED保管温度は日中の気温や日射量、その他気象条件により変動します。
※外気温が41.1℃(2022年5月現在での国内最高気温)未満、かつ日中の最高日射量が3.31MJ/m²(沖縄多照年の最高日射量)未満の場合。
電源レスのボックスにしたい場合は、
・設置したい場所の真冬の最低気温がどれくらいになるか
・AEDの保管温度の低温は何度か
を確認して設置できるかを検討しましょう。
設置が難しい温度の場所では電源タイプの屋外型AED収納ボックスをおすすめします。
飯田電子設計の310シリーズは、真夏の直射日光下による高温と、真冬の氷点下環境でも、収納するAEDの保管温度を維持する電源レスボックスの唯一の製品となります。
防水防塵性能はIP55級をクリアしています。
電源レスのボックスはどんなところに置けるの?
ボックスは壁掛式と自立式があり、設置はコンクリートの壁面または床面にアンカーでの固定を推奨しています。
壁掛式ボックスを壁面がタイルの場合や木造建物などコンクリート以外の場所に取付したい場合には、特殊な工事が必要となる場合がありますので施工業者にご相談ください。
自立式ボックスをタイル床面やグラウンドなどの土に設置する場合には、コンクリート板を使い設置することも可能です。
コンクリート板での設置は、床面に穴を開けられない場所や移設予定のある場所でも設置していただけます。
設置業者はお客様ご自身で手配することも可能です。
屋外設置のポイントについて→こちら
ボックスの選び方について→こちら
コンクリート板をつかっての設置について→こちら
その他にどんな特徴があるの?
AEDは防水防塵高温低温の4つの要素から守られない場所に置くことは出来ません。
AED310シリーズは電源レスのため、近くに電源がないグラウンドやテニスコート、運動場などコンセントのない場所であってもボックスを置くことができます。
人のいる施設から離れた場所こそAEDが必要ですが、そのAEDをいつでも使えるように設置しておくことができ、施設をより安心安全に利用することができるようになります。
飯田電子設計はボックスの企画から設計・製造まで一貫して行っているメーカーです。
屋外ボックス販売の先駆けとして日本全国の自治体様に採用いただいている実績と自信があります。
既存のボックスではないボックスの追加機能やご相談などご要望あればまずはご相談ください。