飯田電子設計ではお客様のニーズに応えられるよう様々な屋外型AED収納ボックスのラインナップをご用意しています。
その中から今回は「電源タイプ屋外型AED収納ボックス AED220シリーズ」をご紹介します。
AEDは、屋内、屋外に関わらず使用に適切な状態に保って保管しておかなければ万一の時に救命で使用することが出来ません。
AEDが使用できる適切な温度は、AEDの機種によって異なりますが、ほとんどのAEDが0℃から50℃の範囲になっています。(-5℃の低温まで対応出来る機種もあります)
電源タイプの屋外型ボックスってどんなもの?
電源を用いてAED保管温度を保つ構造で、-15℃までの寒冷地にも対応しています。
設置場所に100Vの電源が必要で、ボックスから5m以内にコンセントがない場合には電源コードを長くすることも出来ます。
※別途費用がかかります。
低温はラバーヒーターによる保温で、温度センサーにより温度管理し、収納部温度0℃以上に保ちます。※外気温-15℃以上の場合
高温は、独自の二重構造による自然対流で収納部温度を50℃以下に保ちます。
AEDが使用できる適切な温度が厳しいAEDを収納するための「断熱材オプション」もあります。※別途費用がかかります。
防水防塵性能はIP55級をクリアしています。
※外気温-15℃の環境において(それ以上の環境の場合はご相談下さい)
※外気温が41.1℃(2022年5月現在での国内最高気温)未満、かつ日中の最高日射量が3.31MJ/m2(沖縄多照年の最高日射量)未満の場合
どんな場所にも置けるボックスなの?
電源タイプの屋外型ボックスは、高温はもちろん、外気温-15℃まで対応しているので寒冷地にも設置することができ、弊社ボックスの最上位機種となります。
真夏の直射日光の心配から、真冬の寒冷地での設置の心配までこの1台でクリアできます。
ボックスは壁掛式と自立式があり、設置は、コンクリートの壁面または床面にアンカー固定を推奨しています。
壁掛式ボックスを壁面がタイルの場合や木造建物などコンクリート以外の場所に取付したい場合には、特殊な工事が必要となる場合がありますので施工業者にご相談ください。
自立式ボックスをタイル床面やグラウンドなどの土に設置する場合には、コンクリート板を使い設置することも可能です。
コンクリート板での設置は、床面に穴を開けられない場所や移設予定のある場所での仮設置としても施工することができます。
設置業者はお客様ご自身で手配することも可能です。
屋外設置のポイントについて→こちら
ボックスの選び方について→こちら
コンクリート板をつかっての設置について→こちら
その他にどんな特徴があるの?
電源タイプの屋外型ボックスは、販売中のAEDすべて収納でき、収納するAEDに合わせてボックス内の棚板を2段階に動かすことが可能です。
収納するAEDに合わせて棚板を調節することで、ボックスの扉についている窓からAEDのインジケーターを確認しやすくすることができます。
また温度管理に必要な電気代は待機電力を含め年間5000~6000円と試算しており、設置場所での費用をご負担いただきます。
100Vを使用するボックスのため、別途費用となりますがオプションでパトランプを付けることも可能です。
飯田電子設計はボックスの企画から設計・製造まで一貫して行っているメーカーです。
屋外ボックス販売の先駆けとして日本全国の自治体様に採用いただいている実績と自信があります。
既存のボックスではないボックスの追加機能やご相談などご要望あればまずはご相談ください。