いろいろな場所に設置されているAEDですが、屋内に設置してあると施錠や閉館などで使えない時間が多いので屋外に設置して24時間365日使えるようにしようという動きがあります。
AEDって外に置けるの?
雨にぬれてしまって大丈夫?
ほこりの多い場所に設置しても平気?
など心配になることがたくさんありますよね。
AEDは雨にぬれる屋外のような場所に設置することはできないのでしょうか。
いいえ大丈夫です。AEDをきちんと守ることができるボックスに収納すれば屋外に設置することができるのです。
「防水・防塵性能の評価結果を見よう」
IP試験とは電気機械器具の水や固体の保護等級の評価を行うものです。
電気製品の使用環境に応じて保護等級(IP等級)があり、それぞれの保護等級はIPコード表として表示されます。
IP□○の□は固形物の侵入、○は防水を表し、定められた測定・試験方法の結果を示しています。
電気機械器具には、このIP試験の結果が記載されているので、それを見ればどれくらいの防水・防塵性能があるのかがわかります。
飯田電子設計製の屋外型ボックスはすべてのボックスがIP55を満たしているので安心してAEDを屋外設置できる収納ボックスです。
よろしければこちらのページもご覧ください→各種環境試験を実施しています
AED本体も雨に強い
AED本体にもIP性能の記載があるので、確認してみましょう。
でもいくらAED本体にも防水防塵性能があり、それが高かったとしても、AEDをそのまま環境の変化のある屋外に放置するような設置方法は危険です。
ボックスに防水防塵性能がなければ、中に入ってしまった雨水やほこりがたまり、その抜けなくなった水やほこりの中にAEDを長期間おくことになってしまいます。
せっかく屋外に設置したAEDが使おうと思った時に使えなくなっていた!となっては大変です。
防塵防水性能が高いAEDであっても、同じように防塵防水性能の高いボックスに入れて保管しておくのが安心ですね。
AEDを屋外設置するのに大切なこと
AEDを屋外設置するために大切なのは「防水」「防塵」「高温」「低温」の4つのキーワードです。
AED本体の機能と収納ボックスの機能を合わせて、この4つのキーワードを守れるように設置の方法を考えるようにしましょう。
どの要素が欠けてもAEDを安心して屋外に設置することはできないんです。
この4つのキーワードを満たしたAEDを収納できるボックスを使って、安心安全にAEDが使いたいときにいつでも使えるように備えておきたいですね!
よろしければこちらのページもご覧ください→屋外設置のポイント