環境試験をクリアした安心なボックス

飯田電子設計製の屋外型AED収納ボックスは、防水・防塵・低温・直射日光による高温の4つの性能を各環境試験でクリアしている安心なボックスです。

AEDの屋外設置を検討される際は、正しく環境試験をクリアしている収納ボックスを選ぶことが重要です。

屋外でのホコリや雨からAEDを守ります

電気製品に記載されている「IPコード」とは国際的な機関によって定められた電気製品の防水・防塵性能を表す規格のことです。

身の回りにある電気製品の多くにIP規格で定めた保護度合いを表示した「IPコード」は記載されていて、

IPコードの後ろには数字が2桁続きます。

2桁の数字の1桁目はホコリなどの異物の侵入に対する「防塵性能」(06等級)2桁目は水の侵入に対する「防水性能」(08等級)を表していて、数字が大きくなればなるほど、高い性能があることになります。

皆さんもスマートフォンや家電のカタログなどで目にしたこともあるのではないでしょうか?

飯田電子設計製のボックスは、屋外に置くことを考慮してJIS C 0920IEC 60529に対応した防水・防塵試験をクリアし、IP規格の表記をしています。

AEDの本体はIP規格の保護等級の高いものも多いですが、屋内型ボックスやIP規格をクリアしていない収納ボックスでは大きなゴミや虫、落ち葉などの侵入物や水などの影響を受けてしまいます。

飯田電子設計では、電源の必要なボックスでIP43、電源の不要な電源レスボックスではIP44で、AEDの保管環境を守れるように対策しています。

屋外の低温からAEDを守ります

気象庁データベースによると、全国ほぼすべての地域が過去最低気温で氷点下を記録しています。

私達が想像している以上に低温のリスクは大きく、全国どこでも考慮する必要があるため、飯田電子設計では気象庁データベースを参考に独自の温度試験を行っています。

飯田電子設計では試験用に連続2日分以上の低温気象モデルを作り、恒温恒湿槽で48時間以上の連続試験を行っています。

1日目の試験でボックスがすでに低温状態にさらされているため、2日目はより過酷な試験となり、あえて48時間以上の長時間試験を実施しています。

真夏の直射日光からAEDを守ります

夏の気温の高さはもちろんですが、ボックス内の温度に太陽の日差しが加わると更に庫内温度は上昇してしまいます。
実は日差しの強さは全国的に大きく変わらないので、全国どんな所であってもボックスの中の温度がAED保管の適正温度を超えてしまうリスクがあるのです。
※環境省が算出の47都道府県別の年平均日射量による。
必ずしも国内最高気温と最高日射量の地域は一致しませんが、弊社ではあえて最も暑い組み合わせで高温試験を行っています。

飯田電子設計製のボックスは、風の影響などもない過酷な環境で人工太陽光による最高値の日射量での試験もしている安心なボックスです。